通行止めの須川登山道が一部解除へ

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高い火山gas濃度が観測されたことで通行止めとなっている岩手県一関市側の須川登山道(苔花台〜天狗平)について、2021年11月22日に開催された栗駒山火山防災協議会で、昭和湖付近での火山gas観測結果を受け、苔花台から昭和湖付近までが通行止め解除される見通しとのことです。

岩手日報 2021年11月23日記事より転載

須川コース一部解除へ 栗駒山、本県側から昭和湖付近
県は22日、盛岡市のマリオスで栗駒山火山防災協議会の火山ガス対策専門部会(土井宣夫部会長)を開いた。栗駒山(1626メートル)の昭和湖付近での火山ガス観測結果を受け、須川コースで続く通行止めが一部で解除される見通しとなった。
同部会は7~9月、同コースの昭和湖周辺を複数地点調査。本県側から湖付近のトイレまでの道は火山ガスの影響が少ないとした。一方、湖東側のルートは高い濃度を観測したため、登山者が立ち入らないよう安全対策が必要とした。
県は同コースについて、昭和湖までの通行止め解除後に、湖東側のルートに一部迂回(うかい)路を設定する案を示した。今後は安全対策の具体的な内容を検討し、来年3月の同協議会で規制解除の方針を決定する。

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