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【起点】 宮城県道42号築館栗駒公園線裏掛(新湯)登山道入口(宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東、旧いこいの村跡地)
【距離】 約5.4km
【登山口標高】 820m
【標高差】 806m
【累積標高差】 約830m
【難易度】 体力 ★★☆☆☆  技術 ★★☆☆☆  危険 ★★★☆☆
【その他の情報】 水場 なし  鎖場 あり(綱)
【携帯電話】 Docomo 概ね良好  au 一部のみ  Softbank 一部のみ

【登山道概要】
古くから信仰の山として崇められた栗駒山の最も古い登山道のひとつで、かつては駒の湯温泉(栗原市耕英)を起点として、登りは表掛(御沢)登山道、下りは裏掛(新湯)下山道が利用され、古の登山者は栗駒山を周遊していました。
この登山道は、新湯沢の渡渉に始まり、古い温泉跡(新湯)を通過し、登山道前半は山毛欅の林の急登を登ります。一つ目の稜線を越えると、岩手・宮城内陸地震で巨大な土石流を発生させた荒々しい爪痕が見えてきます。ここは踏み跡が少なく、濃霧の時は道を見失いやすいことから、注意が必要です。また、土砂が大量の水分を含み、地盤が不安定なので早く通り過ぎたいものです。
裏掛では雪渓が9月頃まで残り、雪解け場所から高山植物が順番に咲き誇ります。表掛(御沢)の御室や天馬尾根(秣岳)ほどではありませんが、無積雪期ならいつでも花を楽しむことができます。
いくつかの雪渓を越えて標高を上げると、磐井川源流の沢に至ります。沢沿いに高度を上げると、東栗駒・裏掛分岐に至り、中央・東栗駒分岐を経由して山頂へ至ります。
登山道全般で残雪が多いため梅雨明け後の登山、または下山道として利用がおすすめです。初心者は経験者との同伴以外の利用はおすすめできません。

【標準所要時間】 登り240分 下り160分
登り(下り)
1.登山口(旧いこいの村跡地駐車場) ~10分(10分)~ 2.新湯沢徒渉点 ~160分(115分)~ 3.磐井川源流分岐 ~20分(15分)~ 4.東栗駒・裏掛分岐 ~20分(13分)~ 5.中央・東栗駒分岐 ~10分(7分)~ 6.栗駒山山頂

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登山口(旧いこいの村跡地駐車場)
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宮城県道42号築館栗駒公園線沿いの「旧いこいの村」跡地
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県道脇にある駐車場。登山設備は何もありません
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登山届は「旧いこいの村」跡地手前にある表掛登山口駐車場で
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表掛登山口駐車場にある登山post

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1.登山口(旧いこいの村跡地駐車場) ~登山10分(下山10分)~ 2.新湯沢徒渉点
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駐車場西側と北側にある登山口
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駐車場西側と北側にある登山口
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登山者が少なく刈り払いも不十分です
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使用できない洗面所
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新しい標識があります
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洗面所を下り新湯沢へ降ります
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水量の多い新湯沢。硫黄臭が漂います
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登山口を振り返る

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2.新湯沢徒渉点 ~160分(115分)~ 3.磐井川源流分岐
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新湯沢渡渉後、赤い布に従い登山道に入ります
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山毛欅の森を縫うように開かれた登山道
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勾配はきつめです
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刈り払いは十分で歩きやすい登山道
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旧な場所には綱があります
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晩秋、落葉後の登山道
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駐車場から見える斜面には遅くまで雪渓が残ります
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駐車場から見える斜面には遅くまで雪渓が残ります
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上の方が勾配がきつく、壁になっています
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雪渓を登りきって振り返ったところ
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所々に標識があります
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一つ目の稜線を越えた場所で登山口方向を振り返って
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山肌の緑がなくなっているところが崩落地
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岩手・宮城内陸地震により土石流が発生した爪痕
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崩落地は垂直の壁で、とても脆い地質です
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自動車大の巨石が不安定に転がっています
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6月上旬、まだ大量の雪渓に覆われています
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6月上旬、まだ大量の雪渓に覆われています
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土石流が流れ下ったドゾウ沢下流を望む
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乾燥しているようで大量の水分を含む土砂
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厚いように見える雪渓も実はこのとおり
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歩きやすい片斜面を行く
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6月まではいくつかの大きな雪渓を通過します
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雪渓の消えた跡には新緑が
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雪渓は9月まで残ることも
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いくつかの小さな沢を通過します
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草黄葉
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注意喚起のための標識
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雪解け水が沢になる場所も
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笹薮の向こうに焼石連峰と笊森避難小屋が見えます
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登山口方向を振り返ると
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標柱と標識が見えると磐井川源流分岐はもうすぐ
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磐井川源流分岐に残る雪渓が見えてきます
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磐井川源流分岐に到着です

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3.磐井川源流分岐 ~20分(15分)~ 4.東栗駒・裏掛分岐
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磐井川源流分岐。沢を下れば自然観察路(須川温泉)と笊森避難小屋へ
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7月まで残雪が残る磐井川源流
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残雪期の磐井川源流分岐、下流側
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磐井川源流分岐の上部は急登で雪庇ができます
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磐井川源流分岐を上部から見たところ
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磐井川源流を覆う雪渓
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磐井川源流分岐と東栗駒・裏掛分岐の中間点あたり
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登山道はやや不明瞭ですが赤布があります
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残雪期は登山道はやや不明瞭ですが赤布があります
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雨水が登山道を抉り掘られています
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立山竜胆(タテヤマリンドウ、リンドウ科)
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雛桜(ヒナザクラ、サクラソウ科)

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4.東栗駒・裏掛分岐 ~20分(13分)~ 5.中央・東栗駒分岐
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東栗駒山から約30分で東栗駒と裏掛登山道の分岐に至ります
東栗駒山から約30分で東栗駒と裏掛登山道の分岐に至ります
分岐点からしばらくはなだらかな斜面を歩きます
分岐点からしばらくはなだらかな斜面を歩きます
積雪の多い年は、6月頃まで雪渓が残ります
積雪の多い年は、6月頃まで雪渓が残ります
新湯沢源頭部の雪渓。新湯沢は5月までskiなどを楽しむ人がいます
新湯沢源頭部の雪渓。新湯沢は5月までskiなどを楽しむ人がいます
新湯沢源頭部、涸れた沢を横断します
新湯沢源頭部、涸れた沢を横断します
この沢は強風時や雷発生時には身を隠すことができます
この沢は強風時や雷発生時には身を隠すことができます
中央と東栗駒登山道分岐まで勾配のきつい坂が続きます
中央と東栗駒登山道分岐まで勾配のきつい坂が続きます
新湯沢源頭部に広がる草原。草紅葉が美しい
新湯沢源頭部に広がる草原。草紅葉が美しい
東栗駒山の稜線と草原を眺めて一休み
東栗駒山の稜線と草原を眺めて一休み
高度を上げると、厳美や平泉方面の展望がひらけます
高度を上げると、厳美や平泉方面の展望がひらけます

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5.中央・東栗駒分岐 ~ 10分(7分)~ 6.栗駒山山頂
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中央・東栗駒分岐。ここまで来れば山頂まであとわずか
中央・東栗駒分岐。ここまで来れば山頂まであとわずか
上から見た中央・東栗駒分岐。視界不良時でも迷うことはありません
上から見た中央・東栗駒分岐。視界不良時でも迷うことはありません
山頂直下に至ると、焼石連峰や早池峰など岩手の山々の展望がひらけます
山頂直下に至ると、焼石連峰や早池峰など岩手の山々の展望がひらけます
積雪の多い年は山頂直下で6月下旬頃まで雪が残ります。滑落注意
積雪の多い年は山頂直下で6月下旬頃まで雪が残ります。滑落注意
新湯沢源頭上部に広がる草原、紅葉時期は草紅葉が美しい
新湯沢源頭上部に広がる草原、紅葉時期は草紅葉が美しい
高山植物を守るため、登山道以外に足を踏み入れないように
高山植物を守るため、登山道以外に足を踏み入れないように
山頂直下は道が狭く急なため、混雑時は道を譲り合いましょう
山頂直下は道が狭く急なため、混雑時は道を譲り合いましょう
山頂直下の少し急な坂を登り終えると、広い山頂に到着です
山頂直下の少し急な坂を登り終えると、広い山頂に到着です
岩銀杏(イワイチョウ、ミツガシワ科)
岩銀杏(イワイチョウ、ミツガシワ科)
白山千鳥(ハクサンチドリ、ラン科)
白山千鳥(ハクサンチドリ、ラン科)

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6.栗駒山山頂
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数百人も立つことができる広い山頂。立派な標柱があります
数百人も立つことができる広い山頂。立派な標柱があります
標柱より少し北にある一等三角点
標柱より少し北にある一等三角点
東(岩手県一関市、宮城県栗原市)の方角。北上山地を遠望できます
東(岩手県一関市、宮城県栗原市)の方角。北上山地を遠望できます
西(秋田県、山形県)の方角。鳥海山、月山、朝日連峰、神室岳が見渡せます
西(秋田県、山形県)の方角。鳥海山、月山、朝日連峰、神室岳が見渡せます
南(宮城県栗原市)の方角。大崎平野、仙台平野まで見渡せます
南(宮城県栗原市)の方角。大崎平野、仙台平野まで見渡せます
北(岩手県一関市)の方角。焼石連峰、早池峰山、岩手山が見渡せます
北(岩手県一関市)の方角。焼石連峰、早池峰山、岩手山が見渡せます
紅葉最盛期などは撮影待ちで大混雑します
紅葉最盛期などは撮影待ちで大混雑します
山開き直前。山頂は風当たりが強いため、雪は早く消えます
山開き直前。山頂は風当たりが強いため、雪は早く消えます