山岳保険は、遭難救助にかかる費用を補償してくれる保険です。
登山には様々な事故の危険性が伴います。道迷いや滑落、怪我、病気、気象の変化、地震、落雷、火山活動などなど、登山では日常生活より重大な危険が常に付きまといます。
もちろん、遭難などしないように、誰しも山の綿密な調査と登山計画を立て、装備と体調も整えられると思いますが、それでも遭難してしまうこともあります。

遭難した場合に、民間団体が救助に出動すると、遭難者の発見・未発見にかかわらず、一定の救助費用が必要となります。
山岳事故の遭難救助や捜索費用は無料でなく、自己負担が原則です。時には数百万円から数千万円もの多額の費用を負担しなければならないこともあります。
救助活動により生還できれば幸運で、多額の費用も生命には代えられませんが、不幸にして亡くなったら高額請求が家族に降りかかってくるおそれがあるのです。
ですから、入山する場合は、事前に保険に入っておきましょう。

山岳保険には長期間が対象のものから、一日や短期保障などの掛け捨てなど様々です。
ご自身の用途に応じた山岳保険を選びましょう。

あなたは「自分だけは決して遭難しないだろう」という思いこみがありませんか? 
そうした思い込みが強い方ほど遭難するものです。

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山岳保険の選び方の参考になります。