綿菅(ワタスゲ)、蓮花躑躅(レンゲツツジ)が見ごろを迎えています。世界谷地を有名ならしめている萱草(禅庭花、ゼンテイカ、ニッコウキスゲ、キスゲ亜科)は少しだけ咲き始めました。来週から本格的に咲き始め、再来週頃にかけて見頃を迎えると予想しています。
駐車場から世界谷地へと続く古道(羽後岐街道、田代長根越え出羽街道)は山毛欅の緑が眩しく、気軽に森林浴が楽しめます。
世界谷地原生花園(栗原市)は、大地森(標高1,154.9m)と揚石山(標高869.4m)の間に位置し、栗駒山南斜面の山麓(標高669mから707m地帯)に広がる細長い湿原(面積14.34ha)です。世界谷地とは広い湿原という意味です。毎年6月頃に咲く萱草(日光黄菅)の大群生は全国的に有名で、湿原一面が山吹色でおおわれる美しい風景が見られます。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。