東栗駒登山道の6月1日(火)時点の情報です。
東栗駒登山道は、起点の「いわかがみ平」から「新湯沢」まで、ごく小さな雪渓が1箇所、小さな雪渓が1箇所、残っているだけです。「新湯沢」までの登山道中、水が流れている部分は「いわかがみ平」付近のみで、大部分は乾いていて歩きやすいです。
新湯沢は雪渓がところどころ穴が空き、沢が露出しています。新湯沢に降りてすぐの地点は溶けており、すぐにまた雪渓に上がる必要がありますが、左に巻くと急登のため滑落の危険があり、沢の中央も雪渓が薄くなって崩落しそうで、いずれも危険なので慎重に経路を見極め、踏み抜きにご注意ください。新湯沢の渡渉点、対岸に渡る地点は沢が露出しています。沢の中央部分は雪渓がだいぶ薄くなっていて危険です。
東栗駒山の稜線に残雪はありません。
新湯沢の源頭(急登が始まる辺り)の少し手前から山頂直下まで雪渓が残っています。
山頂付近は勾配がきついので、気温が低く雪渓が凍りつく早朝に登山される方は、4本爪のような簡易的なCramponsがあると良いでしょう。日が出たら雪渓は緩むため、足を踏み込んで足場を作りながら登坂可能です。
6月4日(金)は大雨が降り、最寄りの観測点では、24時間雨量147mmを観測しています。新湯沢は増水しており、6月5日(土)も水位が上昇し危険です。その他の登山道でもくれぐれもご注意ください。
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