栗駒山の最も古い登山道、表掛(御沢)と裏掛(新湯)登山道の最新情報です。
両登山道ともまだ整備されておらず、7月末までは上級者向けなので、初めて訪れる方や経験の浅い人は、慣れた方に同行してもらうことをお勧めします。
写真と情報提供:ひめかみなはんちゃん
表掛(御沢)登山道について、御沢の雪渓はほぼなくなり、御沢の入り口から御沢・大日沢出合いまで残っていませんが、沢は雪解け水で増水しています。
はしご滝の雪渓はまもなく消え、そこから御室まではまだ雪がたっぷり残り、滑り止めが必要です。
御室は雪渓で覆われ、氷化しているので滑り止めなしでは危険で歩けません。
御室は岩場が多く、滑落すると岩に激突し、打ちどころが悪ければ致命傷を負う可能性が高いです。
また、雪渓の下に滑り落ちないように細心の注意が必要で、過去に亡くなられた方もいます。
裏掛(新湯)登山道については、東栗駒分岐から裏掛(新湯)登山道に降りる地点の雪渓が壁になっています。
沢筋と、岩手・宮城内陸地震の爪痕が残る崩落地が雪渓で覆われ、氷化しているので滑り止めなしでは歩けません。
裏掛(新湯)登山道の雪渓は8月末から9月まで残る年があります。
新湯沢も雪解け水で増水しており、特にまとまった雨の後は渡渉できなくなります。


















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